一昨日からコンサートマスターを努めているHildebrandt Consort（ヒルデブラントコンソート）の練習が始まりました。
今回のプログラムはJ.S.バッハの管弦楽組曲第１番とミサ・ブレヴィスト長調。
毎回のプロジェクトが新たな出会い、新たな曲、新たな環境と刺激に溢れるフリーランス生活の連続ですが「ただいま〜」と帰ってくる、いわば私にとってホームとも言えるのが2011年から所属しているこのヒルデブラントコンソートです。音楽家の人生も誰の人生とも変わりなく日々色々とありますので何のトラブルもなく舞台に立てることはほぼないです（笑）。体調がすぐれないかもしれないし、失恋中で心を病んでるかもしれないし、家族が病気かもしれない。グループ内の意見の相違もある。厳しい批評家がコンサートに来る。ましてや自主公演と来れば集客の問題、出演者のキャンセル、どんな事だって起こりうります。その中でいつでも変わらず音を一つ一つ紡いで一つの舞台を作り上げ、聴いて下さる人に良い音楽を届けるという作業を支え合って７年間共にしてきた仲間は尊い☺
トラブルが姿を消せばそこには最大のギフトである「信頼」がきらーんと姿を表す。本当はずっとそこにいたかもしれないけどね。いやん。
でも出来ればトラブルは無い方がいいけどね（笑）あんまり続くと疲れるからね！勘弁してよね、と言う時もそりゃありますよ。あるんだよ〜〜〜
今日もリハーサルで明日がコンサート。ブリュッセルは快晴！