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MADOKA NAKAMARU
violinist
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C. de Bériot Method: “On Vibrato”
the method book by the Belgian violinist Charles-Auguste de Bériot (1802–1870) Violin Method by C. de Bériot, p. 220: “On Vibrato” By “vibrated sounds” one understands a certain undulation or trembling of sustained notes which, in singing, conveys the emotion of the soul through the voice. Vibrato is a quality in an artist who knows how to moderate its effects and to refrain from it when appropriate; but it becomes a defect when it is used too frequently. This habit, unconsci
Madoka Nakamaru
4月30日読了時間: 2分


C. de ベリオ教本「ヴィブラートについて」
ベルギーのヴァイオリニストシャルル=オーギュスト・ド・ベリオ(1802-1870)の教本より「ヴィブラートについて」
Madoka Nakamaru
4月30日読了時間: 3分


繊細なシューベルトと向き合う
6月の演奏会 に向けて、F. シューベルト (1797-1821)によるピアノとヴァイオリンのためのソナチネを準備しています。古典派とロマン派の間のグレーゾーンに位置し、L. V. ベートーヴェン(1770-1827)というまぎれもない奇才と、F. メンデルスゾーン(1809-1847)という音楽的にも社会的にも輝かしい成功を収めた二人の間で、シューベルトの存在は少し影をひそめがちです。実際に彼の人生を見てみても、その限りない才能は残念ながら社会的に十分には評価されていなかったようです。音楽の世界は得てしてコネクションや運で名声が決まることもあり、彼の曲が生存中には評価されず、後に社会的に名声のあったメンデルスゾーンが指揮したことで有名になったのは、幸いにして皮肉な事とも思えます。 6月に演奏する「ピアノとヴァイオリンのためのソナチネOp.137-1 D384」は、シューベルトが19歳の時に作曲したもの。シューベルトの自筆譜には「ヴァイオリンソナタ」と書かれていますが、シューベルトの死後出版された楽譜には、ソナタのミニチュア版、という意味合いを込
Madoka Nakamaru
4月16日読了時間: 2分


Connecting with Schubert’s delicate sensibility
For our concert in June, I and my sister are preparing a sonatina for piano and violin by Franz Schubert (1797–1821). Positioned in the grey area between the Classical and Romantic periods, Schubert’s presence tends to be somewhat overshadowed by two towering figures: Ludwig van Beethoven (1770–1827), an undeniable genius, and Felix Mendelssohn (1809–1847), who achieved remarkable success both musically and socially. Looking at Schubert’s life, it seems that his boundless tal
Madoka Nakamaru
4月16日読了時間: 2分


演奏会のお知らせ(茅ヶ崎)
6月27日(土)に茅ヶ崎駅すぐのスタジオベルソーで、姉でピアニストである中丸ちひろと演奏会をします!今まで数々の方たちと共演させていただきましたが、なんといっても一番共演歴が長い相棒と言えましょう。私が3歳でヴァイオリンを始めた時に姉は6歳で、その時からずっと一緒に弾いています。住んでいる場所は茅ヶ崎とベルギーと離れていますが、音を合わせれば、すぐに二人の世界が戻ってくるのが良いところ♪ 14時と17時からの2回公演。いずれも1時間弱の同じプログラムです。ぜひお誘いあわせの上お越しくださいませ! 日時・2026年6月27日(土) 14時からと17時からの2回公演(ご都合の良い方をお選びください) チケット・一般4000円、大学生まで2000円 チケット取り扱い・長谷川楽器本店 0467-85-1725 主催・一般社団法人・湘南ベルギー旋風協会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ プログラム F. クライスラー・ベートーヴェンの主題によるロンディーノ F. シューベルト・ピアノのとヴァイオリンの
Madoka Nakamaru
4月11日読了時間: 1分


メンデルスゾーンにダイブインする
年の瀬です。2025年もあと少しで終わりも迎えますね。激動の時代、と数年前から書いているのですが、やはり世界的に今年も激動の年であったと思います。色々と揺さぶられますが、なんとか私たちの心の中の平安は守りたいものです。 さて、ヴァイオリンという楽器にははバロックから現代までレパートリーが多く、3歳から始めてもう40年を超えてヴァイオリンを弾き続けているのに、全く飽きることがないばかりか、まだまだ毎日発見することが本当にあり、嬉しい限りです。 目下、メンデルスゾーンの世界にどっぷりつかっています。 ライプツィヒ室内管弦楽団をバックにメンデルスゾーンのコンチェルトを演奏させていただいたのがちょうど20年前。来年2月に、 日本でザロモン室内管弦楽団 のみなさんと、またこの名曲を共演させて頂くことになっています。20年前はモダンヴァイオリンとモダン弓で演奏しましたが、今回は1820年に制作されたヴァイオリンにガット弦を張り、1830年頃にパリで製作されたロマン派の弓を使って演奏します。使う道具が違うとテクニックも、求める音も変わってきますので、改めて毎日
Madoka Nakamaru
2025年12月22日読了時間: 3分


生徒さんの「本気」に感動した話。
あっという間に2月も末!2025年あけたばかりだと思っていたのに?! わーお、春がきちゃうよ! 自然の芽吹きの音や生命の育つエネルギーがあまりにも強すぎて、昔から春は少し苦手なまるっとまどかです。いつか好きになる日が来るのかもしれないし、来ないかもしれない。 今年はどうかな。 皆様はいかがお過ごしですか? 昨日、ピアノの生徒さんの本気を見ました。10歳の女の子。 「先生、この曲弾きたい」と言って持ってきてくれた曲が、ちょーっといきなりレベルアップ過ぎるかな?と思って、「ちょーっとまだ難しいかもしれないかなあ」と言って別れたのが2週間前… そしたら昨日、「先生、聴いてほしいの」と言ってなんと… ばーーーーーっと楽譜さえ見ずにその曲を弾きだすじゃありませんか! 一心不乱に鍵盤を見つめながら… それは素晴らしい演奏でした。 まだ、音符を読むのもパッパとはいかないのに、楽譜にある全ての音、表示記号、そこにある情報の全てをわかりたい!そしてただ弾きたい!と全身の細胞が訴えかけている演奏でした。感動しました。 ビギナーの生徒さんにとって、楽譜を読みながら楽器
Madoka Nakamaru
2025年2月25日読了時間: 2分


「何者でもない自分」2024年を振り返って
さあ、今年も残すところあと1日となりました。皆様にとってはどんな1年でしたか? 私は今年も様々な方に支えられ、音楽活動を全うすることができました。感謝のみであります。また「フリーランスとしての自分」への自問自答の答えがはっきりした年でもありました。答えを先に言ってしまうと、それは「何者でもない自分」を日常でも舞台でも体感する瞬間が多々あり、それにすごくピンと来たのです。 ここに至る経緯をお話いたしましょう。今日は長くなりそう (笑) ベルギーの王立音楽院を卒業しようとしている頃、はてさて、これからどうしようかな、と。学生の頃から少しずつ古楽オーケストラで仕事をさせていただいて、もう少し可能性を覗いてみたい気持ちもあり。「プロフェッショナルカード」という、外国人に与えられる労働許可書+滞在許可書に代わるものにイチかバチかで申請し、この審査で落ちたら日本に帰国しろという神様の思し召しなのだろうなと思って申請したら、これを受け入れてもらえたのです。もうすでに15年前の話で今では申請方法もだいぶ変わりましたが、その頃は本当にたくさんの書類を準備しなければ
Madoka Nakamaru
2024年12月30日読了時間: 4分


「緊張」のお話し〜生徒さんの発表会〜
今年も私の生徒さん達の発表会が近づいてきました。発表会の前は生徒さんの様子が少し違います。それは、みんなそれぞれ舞台で演奏する事に対して「緊張」を感じるから。年齢や性格によってもそれぞれの反応の仕方は違いますが、私はそれに対してオープンに語るようにしています。 「なぜ緊張を感じるか知ってる?それはね、あなたが自分のベストを尽くしたいと思っているから。だから決して悪いことではないよ」というところから始めると、それでホッとする生徒さんも多いです。緊張を感じる自分はダメだ」と緊張をタブー視する社会が問題であり、あなたはダメじゃない。そこでふーっと一息ついて、さて、ここから「緊張」に囚われないで、あなたが自分らしく舞台でパフォーマンスが出来るためにはどうしたらいいだろう?とガイドしていくのです。 そもそも、音楽家は舞台に立つ職業なのに、「緊張」に対してのガイドは全く与えられません。「本番にそなえて練習を百倍しろ」「場数を踏むべし」「観客はかぼちゃと思え」(改めて書くとなかなかひどい)。それくらい。 それらの言葉は、もう少し親切に解説すると「本番では普段よ
Madoka Nakamaru
2024年11月26日読了時間: 2分


巨匠 シュニットガーのオルガンに涙する
皆さんは、建築物や芸術品を見て涙したことはありますか?私はパリのノートルダム寺院を訪れたときに、なぜかわからないけど涙が流れた思い出があります。そして、今回は人生で初めて、オルガンを見て涙しました。カルメンの演奏先であったハンブルグでの短い滞在時間を利用して、あの、有名なオルガンがある教会まで足を運びました。 このオルガン。ハンブルグのヤーコプ教会にあるシュニットガーオルガンです。アルプ シュニットガーは、北ドイツにおけるバロックオルガン製作の巨匠と言われています。プロテスタント教会らしく、装飾を押さえた、しかし赤のアクセントで暖かい印象を受ける教会。後ろにあるオルガンを見た瞬間、その完璧な姿に鳥肌が立ち、涙が流れました。 その前に立ち尽くしていると、ラッキーなことに練習するオルガニストが表れ、音を聴くことも出来ました。決してアグレッシブではなく、全てを包み込み、アタックははっきりした頼もしい低音部、透明感がありややシャープだけど全く耳障りでない高音部。その間を実に素晴らしいバランスで満たす中音部。それは美しいピラミッドのようで、北ドイツに置ける
Madoka Nakamaru
2024年3月31日読了時間: 2分


実はカルメンには〇〇がなかった?!
この3月は、ビゼーのカルメンのツアーをしていました(ベルギーのビーロックオーケストラ、ルネ・ヤコブス指揮)。このプロジェクトでは、 ビゼーが最初に構想していたバージョン の「カルメン」を世界初演しました。今日演奏されている「カルメン」とは色々異なります。今日演奏されている有名な「カルメン」は、ビゼー自身の構想と、周りとの要求とのジレンマの上で妥協して出来上がったバージョンと言っても過言ではないでしょう。 マネ「エメン・アンブルのカルメンキャラクターの肖像」 19世紀以降の作曲家や音楽家は劇場やパトロンと契約している以上、自分の純粋な芸術的アイデアをいつでも実現できたわけではなく、お客さんが望む当時の流行を提供したい劇場やパトロンの要求とのジレンマに挟まれていました。パトロンや劇場が芸術を聴衆に提供する以上は「ビジネス」となる側面があるからです。そのジレンマは現在に置いても変わることがないのが「芸術」の現実です。 さて「カルメン」に話を戻します。 ビゼーの最初の構想(1874年のバージョン)と現在演奏されているものの大きな違いは大まかに言って2つ
Madoka Nakamaru
2024年3月30日読了時間: 5分


永遠の命の喜びを表す鏡
2024年は年明けから心痛むニュースが続きました。まだまだ苦しんでいる方もたくさんいらっしゃいますし、世界で起こっている戦争や紛争もとどまることを知らないかのようです。そんな世の中で、音楽家って音を創り出すことで何ができるんだろう?とたくさんたくさん自問自答してきたのはきっ...
Madoka Nakamaru
2024年1月21日読了時間: 3分


2月・日本にて大オルガン&ヴァイオリンの演奏会!
新しい年、2024年になりました。能登半島の大地震はベルギーでも大きなニュースとなっており心が痛みます。犠牲になられた方達に心からお悔やみ申し上げると共に、被災した皆様に心からお見舞い申し上げます。そして救助に当たっている方達に心から感謝申し上げます。すこしでも早い復興が訪...
Madoka Nakamaru
2024年1月14日読了時間: 2分


2023年を振り返って
今年も後残り数時間となりましたね。皆様にとってはどんな年でしたか? ベルギーではコロナ明けの2022年と比べて、様々なプロジェクトが通常運転で行われ、色々な国を旅する2023年となりました。ヴェルサイユ宮殿、パリのサル・ガヴォー、ロンドンのウィグモアホール、ウィーンの学友協会など、歴史ある場所での空気を感じながら演奏できたことは特別な体験でした。 長年準備していたCDアルバム「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」のリリースは自分の中でも大変大きなステップとなりました。来年の2月には日本でのリリースコンサートをむかえます。 昨年、地元の茅ヶ崎でピアニストの姉、ちーちゃんこと中丸ちひろと公開リハーサルをしたことがきっかけとなり今年はデュオコンサートを開催することができました。 その他色々とここには書ききれませんが、音楽を続けることができた事に感謝するのみです。今年は引き続き世界情勢がひじょうにゆらいだ2023年でした。このような状況ではじめにカットされるのは芸術への資金。人々も生きる事に必死になってきます。音楽家も例外ではありません。そのような中だからこそ芸術
Madoka Nakamaru
2023年12月31日読了時間: 2分


五つ星の先にあるもの
新譜のCD「目覚めよ」のリリースを迎えてから、思った以上のポジティブな反響を頂き、正直驚きと共にとても嬉しく思っています。 ベルギーの新聞の評価で五つ星を頂いたり、国際的に良い批評を頂いたり…一つのCDをリリースする事はお金もエネルギーも時間も大変にかかるものなので、全力を尽くして取り組んだ作品を評価していただけると、その努力がポジティブなエネルギーに変換されて戻ってきたような感覚を覚えます。 でも、その五つ星をさらに超えて嬉しいものが2つあります。それは「人とのつながり」と「自分自身の成長」です。 「人とのつながり」 ソーシャルメディアでの100のいいねも見栄えはするものですが、なによりもこのCDを通して本当に久しぶりに実際に会えた方たち、CDを購入して頂き手渡しする事によって会えた方たち、このCDの個人的な感想を寄せてくれた方たち、そのような尊いお一人お一人との音楽を通してのつながりを本当に嬉しく思いました。それはまるで「音楽」というマジックが作用して人とのつながりを創ってくれたようでした。 「自分自身の成長」 私の人生で「やめなかったこと」
Madoka Nakamaru
2023年12月5日読了時間: 2分


ソロアルバム「WACHET AUF」がいよいよリリース!
皆様、大変ご無沙汰しておりました。 この一年間、心の限りを尽くして準備していたプロジェクトが、ついに形になりました。 それは… 私のソロアルバムです! ベルギーのオルガニスト・チェンバリスト、作曲家であるワウター・ドゥコーニンク氏が作編曲した作品+バッハのシャコンヌが含まれ...
Madoka Nakamaru
2023年8月29日読了時間: 1分


フランドル・フランセーズとマドレーヌ
前回のブログから、色々なプロジェクトを行き来している間にだいぶ時間がたってしまいました。みなさまお元気でお過ごしですか? 今回はシアターとのコラボレーションで、フランスのDouai(ドゥエー)という街まで旅をしてきました。ベルギーのブリュッセルから西フランダース州を超えると...
Madoka Nakamaru
2023年4月6日読了時間: 1分


生徒さんのお弾き初め、ヴェルサイユ宮殿そしてパリのサル・ガヴォー
早いもので2023年も2月を迎えましたね!みなさまはいかがお過ごしですか? 新年最初のプロジェクトは私の生徒の「お弾き初めの会」でした。 今年からは1年に1度だった発表会を年に2回に増やし、生徒さん、私と共により明確なゴールに向かってレッスンが出来るようにしました。そのかい...
Madoka Nakamaru
2023年2月1日読了時間: 2分


2022年を振り返って。
2022年も残りわずかですね!皆様は年越しの準備はいかがですか? 私は滑り込みセーフ!(笑)といったところです。 2022年のヨーロッパはコロナ明けで演奏会ラッシュが続きました。演奏会が通常運転される喜びを共有したその裏側で、ロックダウン時に起きた資金不足、コロナ後の集客のばらつき、戦争や世界情勢による芸術への支援不足など、全体のバランスは決して良いものではなかったように思いますが、そのような状況でも音楽家たちはがんばって活動していたと思います。 フリーランスの音楽家は色々なプロジェクトに遭遇するチャンスがありますが、2022年の私はオーケストラ活動に加えて、ソロや室内楽の活動がふわっと浮き出てきた傾向にあります。少し振り返ってみます。 テレマンの夢 2021年の ロックダウン時に、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者のレベッカ・ルフェーブルとモチベーションを保つために行っていた 「テレマンチャレンジ」。 そのテレマンチャレンジをコンサートとしてお客様と共有できました。この演奏会の前にちょうどコロナにかかってしまい、陰性にはなったもののまだ体が回復しきらな
Madoka Nakamaru
2022年12月31日読了時間: 4分


レッスンの準備
演奏会と並行して、ヴァイオリン、ピアノ(初心者)、ソルフェージュの個人レッスンをしていますが、これはまた違った種類のチャレンジです。言語は日本語、フランス語、英語、オランダ語で教えていますが、言葉もさることながら年齢によって集中の度合いや理解の仕方も様々です。...
Madoka Nakamaru
2022年11月15日読了時間: 1分
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