メンデルスゾーンにダイブインする
- Madoka Nakamaru
- 2025年12月22日
- 読了時間: 3分

年の瀬です。2025年もあと少しで終わりも迎えますね。激動の時代、と数年前から書いているのですが、やはり世界的に今年も激動の年であったと思います。色々と揺さぶられますが、なんとか私たちの心の中の平安は守りたいものです。
さて、ヴァイオリンという楽器にははバロックから現代までレパートリーが多く、3歳から始めてもう40年を超えてヴァイオリンを弾き続けているのに、全く飽きることがないばかりか、まだまだ毎日発見することが本当にあり、嬉しい限りです。
目下、メンデルスゾーンの世界にどっぷりつかっています。
ライプツィヒ室内管弦楽団をバックにメンデルスゾーンのコンチェルトを演奏させていただいたのがちょうど20年前。来年2月に、日本でザロモン室内管弦楽団のみなさんと、またこの名曲を共演させて頂くことになっています。20年前はモダンヴァイオリンとモダン弓で演奏しましたが、今回は1820年に制作されたヴァイオリンにガット弦を張り、1830年頃にパリで製作されたロマン派の弓を使って演奏します。使う道具が違うとテクニックも、求める音も変わってきますので、改めて毎日丁寧に楽器と向き合っています。色んな太さや違うメーカーのガット弦を張って、理想の音を求める毎日…

20年たつと楽譜の研究も進み、メンデルスゾーンの時代に使われていた指使いや弓使いを記した版が2018年にベーレンライターから出版されています。もちろん購入しました。その時代の音楽性がのぞけて本当に面白いですよ!もちろん、実践して新たな世界にワクワクする毎日です。
メンデルスゾーンが実際に共演、またはリハーサルをした、もしくは演奏を耳にしたのは三人のヴァイオリニストであるという事が現在ではわかっています。
一人目は友人でありゲヴァントハウスのコンサートマスターで、この曲のヴァイオリンパート制作に深くかかわったFerdinand David(フェルディナンド・ダーヴィッド)。二人目はベルギーのヴァイオリニスト Hubert Léonard (ヒュベール・レオナルド)。三人目はJoseph Joachim (ヨーゼフ・ヨアヒム)です。
ベルギーのヒュベール・レオナルドは、メンデルスゾーンがひじょうに高く評価していているので、今回興味を持ち、彼の教本をダウンロードしてみました。目下、彼の教本を読んで練習していますが、興味深い!ある時代のレパートリーを学ぶには、その時代の教本を見て実践すると、発見がたくさんありますし、今までの自分の概念がアップデートされるかもしれません(笑)おすすめです!
忙しい年の瀬に少しでもみなさんがホッとできるひと時がありますように。
まるっとまどかでした。



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