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  • 執筆者の写真Madoka Nakamaru

手帳もいじけるほどの。そして欧州古楽サミット。

さーて2020年もあと1か月ほどで終了ですね!12月までの演奏会もコロナの影響ですべてキャンセル!(泣)くすん。すてきなプロジェクト盛沢山だったのにな…。なーー!手帳もいじけております。


舞台に立たない日常をのんきに楽しんでいたのもつかの間、今やのびきったうどん(注・カレーうどんは別カテゴリーのおいしさ)のような自分に喝を入れるために、欧州古楽サミットに参加してきました。古楽の未来を語るべく、ヨーロッパ中の音楽学者、音楽家、オーガナイザーなどがオンラインで集まりました。様々な議題の中でも熱いトピックはライブストリーミングについて。クラシック音楽・古楽界でライブストリーミングを「ニューノーマル」にするには、まずプロジェクトのバジェット配分を大幅に変える必要があります。そのような現実問題を横に置いても、はたして古楽のライブストリーミングは聴衆が求めるものなのか?ライブストリームの良さって何なのか?議論は尽きません。音楽会離れに対してのアイデア・工夫として「音楽の花束」プロジェクトへの賛同がいただけたことはうれしかったです。どの議題においてもアーティストやプロジェクトを支える基金が慢性的に不足しているという頭の痛い現実問題から目をそらすことはできませんが、その中で社会に音楽をどのように発信し続けるか、受け取ってもらうか、音楽に携わる多くの方達と共に過ごせた3日間はとても濃密なものでした。

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